注意!

  お嬢様、伏字にしておりますが下ネタが飛びかっております
  苦手な方はご注意くださいませ



























今日は酒場で晩御飯です
なぜなら作る気になれなかったから!







おとこん 10







食事が終了し出口に向かう途中、知り合いが見えたので声をかける

「ロベルトさ…失礼します」

きびすを返し去ろうとするも
ガシリと肩を掴まれた

ニコニコしているカーティス=ナイルに

「どうして帰るんです?
「あなたが居るからですよ。チクショウ声かけなきゃ良かった!!!」

酒盛りしているメンバーはロベルト、タイロン、カーティスだった

はこの二人と知り合いなんですか?」
「ええ。タイロンもロベルトさんも友達ですよ」

二人を見てカーティスを紹介する

「二人とも、こちらカーティス=ナイル。ご近所さんです」
「「知ってる」」

っつーか酒呑んでたから!とロベルトに突っ込まれた
知ってんよ!
でもカーティスと会話したく無いんだよ!!

「さあ、こっちで呑みましょう」

くっそー強制連行されました










「何度も言いますが、カーティス=ナイルとは仲良くしたくありません」

ていうか、私に関わるなっていっつも言ってますよね??
と冷めた視線で見ると、カーティスは嬉しそうに笑う

「僕、今の地位になってこんな対応されるのが新鮮で」
「じゃあ今後新鮮じゃなくなるんですよね。そしたらほんっと私に関わらないで下さいね」
「そう言う所、飽きません」
「頼むから飽きて下さいっつーかのし掛からないでくれますかこの酔っ払いが!!」

カーティスとの攻防戦を繰り広げていると
それを見ていたタイロンが

「…お前等、仲良いな」

とか言いやがった

「良くねぇよ!」
「良いでしょう?」

私とカーティスが同時に答える

「ぶっ!あははは、息ぴったりだし」

ケラケラとロベルトが指を指しながら笑う

「ローベールートーさーんー」

ジトリと笑いに震えるロベルトを睨み付ける

「ぶふっ!ご、ごめんって、、くっ」
「…まだ笑ってますが。」

このやろ…本代上乗せしてやる!

「っていうかカーティス=ナイル!いい加減離れて下さい」
「――。今更ですけどなんで僕だけフルネームなんですか?」
「親しくしたく無いといつも言ってますが?」
「………カーティスって呼ばないと、ここで襲います」
「―――は?」

ガタンと音がしたと思ったら、
私はテーブルの上に仰向けになっていた
カーティスに押し倒されて

「お、おい…」
「流石にそれはマズイんじゃね?」

タイロンとロベルトは顔を青くしている

「ちょっと!二人とも助けろ!!」
「あー…でも邪魔すると、後が怖いっつーか…なぁタイロン?」
「そうだな。、諦めろ」

こんな時だけ連係してんじゃねえよ!

「〜〜〜この薄情者ども!朝お前等の部屋に忍び込んで
目覚めにお前等の×××を××××してやる!!」
「ちょっと!それ酷くないっすか!?」
「うっさいロベルト!お前なんかさん付けで呼んでやんねぇ!!××!いっつも××××!!!!」
「ちょ、!?ほんとに酷いから!俺そんなんじゃねーから!!」
「タイロンは×××で××××××!!!!」
「オイコラ無い事ばっか吠えてんじゃねえよ!!!」
「×××!!××!!!!」

それまで会話を聞いていたカーティスが口を開く

「…?あなた、じょ―――」
「カーティス!ほら呼んだ呼びました!!もう良いでしょ離してください」
「敬語も無しにして下さい」
「…わかったから。離してカーティス」
「――仕方ないですねぇ」

ホッとしたのも束の間



ちゅっ



「「「…………」」」
「今日はこれ位にしておきましょうか」

カーティスは私に軽くキスしてから腕の拘束をといて離れた

「い、今…」
「見た。俺も見た」
「…………」

二人はさっきより更に顔を青くしていた
私はムクリと起き上がり、叫びすぎて渇いた喉を潤そうと
そこら辺にあった飲み物を一気飲みする




そこで私の記憶は途切れた―――













「……ふ、ふふっフフフフフ…」
「だ、大丈夫か…?」

いきなり笑い出したにビクつきながらも
ロベルトはに近付いた
肩に手を置いた瞬間、は腕を引っ張り頭を引き寄せた

「うわっ!」

ちゅうぅ

?何してるんですか?」
「………」

カーティスの問いに答えず、放心状態のロベルトから離れ 立ち上がり堂々と宣言する

「カーティスとチュウしたんだったらロベルトとタイロンに間接チュウしてやるー!!」

今度はタイロンに襲いかかる

「意味わかんねえよ!っうわ!?こっち来んな!!」
「遅いわ!!酒入ってる状態で私に敵うと思うな!!!」

素早くタイロンの前へ回り込んだ
ガッと両手でタイロンの頭を掴み、引き寄せた

ちゅうぅ

「っどうだ!カーティスからの間接チュウは!!!」

どーんと仁王立ちでふんぞり返る

「どうだ!って…いやお前から直接だから。間接じゃねえから!」

酔ってるだろ!と立ち直ったロベルトからツッコミが入る

「酔ってねぇよ!お酒飲んで無いもんね!!」
「いや呑んでたからな。今まで俺等と一緒に確実に呑んでたからな?」
「飲んでねっつってんだろ。ロベルト、もっかいチュウする?」

首を傾げながらロベルトを見やる

「しねーよ!ちょっこいつ完璧に酔っ払ってる!!さっきまで普通だったよな?」
「酔ってないって言ってるだろー?」

言いながらロベルトに抱きつく
ムワーンと辺りにアルコールの匂いが漂う

「ぅっわ酒臭っ!!っおいヤバいぞ!!
さっきが飲んだの、カーティスの酒だ!!」
「な!?化け物の酒か!!
「失礼ですね化け物の酒だなんて」

カーティスはロベルトからを引き離し抱き寄せる

、ロベルトにするのなら僕にして下さい」
「や。カーティスは駄目」
「何故ですか?」
「オマエ トモダチ チガウ ゴキンジョサン」

ビシッと指を刺しながら言う

「なんで二人は良いんですか?」
「チュウできるくらい好きな友達だから」

真顔で答える

「………えーと」
「………喜べねえ」
「なんで??私、他の友達とも出来るよ?
っていうかカーティス!離せ!」

離れようともがく
ぎゅっと抱きつくカーティス

「嫌です。じゃあ僕からにします」
「もー!!好きな人にしろっていつも言ってるだろー!?」
「僕も毎回言っていますが、好きな人にしてますよ」
「ちっげーよ!ラブな人って意味だよ!!!
お前のチュウはいっつもねちっこい!!」
「そうですか?僕にしてみれば普通なんですけど。それに、今日は軽くしたでしょう?」
「今日だけじゃん!アレを友達チュウと一緒にすんな!!謝れ!チュウに謝れ!!!」

ギャアギャア言い合うとカーティス







一方でタイロンとロベルトは

「なぁ、タイロン…カーティスって結構本気っぽくねえ?
しかもの奴、すでに何回かキスされてるみたいな事言ってんだけど」
「…そうだな。結構前に聞いたんだが、普段から家に侵入されたあげく
隣で寝てるらしい。それ以外にも何かあったんじゃねえか?」
「…えぇー…何か俺、の事可哀想になって来た」
「俺も」
「…今日は俺ん家避難させるわ。このままだと確実に襲われそうだし」
「ああ頼む…せめてもの慈悲だな」


こんな会話を繰り広げていた